新築のお家を建てる時に、ぜひ作っておきたいのがランドリールームですよね!
我が家でも小スペースながら、ランドリールームを作りました^^
ランドリールームを作る時に悩むのは、間取りや広さ、物干し設備などですよね。
今回は、ランドリールームの広さや設置場所の注意点、物干し設備についてもご紹介します!
ランドリールームとは?
ランドリールームは、一般的には洗濯を干したり、畳んだり、アイロンをかけたり・・・と洗濯に関わる事が出来る室内のお部屋の事です。
チェストなどを置けば、洗う→干す→畳む→しまうまで一貫して同じ場所で出来てしまうので、あちこち動き回る必要もなく、忙しい主婦にはうれしいお部屋です。
室内干しが出来るので、雨の日や夜のお洗濯、人目も気にせずにお洗濯に関わる家事が出来ちゃうので、間取りに余裕がある場合はぜひ作っておくといいスペースです!
ランドリールームのメリット・デメリット
ランドリールームのメリットとしては、
・雨の日など天気を気にせず干せる
・花粉、黄砂、PM2.5、排気ガスなども気にしなくていい
・洗濯の作業が1か所で出来るので効率がいい
・リビングやダイニングに洗濯物が散らかる事がなくなる
・干す時間を気にしなくていい
・取り込む必要がない
・洗濯物の日焼けや色あせがしにくい
この中でも、「取り込む必要がない」というのは、仕事で遅くなってしまった時にも本当に安心です。
また、洗濯専用ルームなので、ずっと干しっぱなしでも気にならない!
畳むのも次の洗濯物を干す直前にしておくと、干してあるものを家族が取って着てくれるんですよ~。
そうすると、余った洗濯物だけを畳めばいいので、家事の時短にもなります!
デメリットとしては
・他の部屋のスペースが削られる
我が家で思いつくデメリットはこれくらいですね~。
でも、他のスペースを削ってもランドリールームは必須だと思っていたので、ココもさほどデメリットとは思ってないかも・・・?
ただ、よーく考えて広さや間取りを考えなかったために起こる問題はあります。
・行くのが面倒な場所に作ってしまって、使わなくなる。
・広く取りすぎて、子供が成長し洗濯物が少なくなった時に必要性がなくなる。
・窓の配置や風通しを考えていなくて、乾きの悪い部屋になる。
・物をため込む人は、納戸代わりにどんどん物を置く可能性もある。
・レイアウトによっては、家事がしにくいスペースになる
このような感じで、実はよく考えて作らないと無駄なスペースにもなりかねないので、色々としっかり考えないといけません。
ランドリールームの必要な広さ
ランドリールームに必要な広さは、3畳以上あるとかなり便利に使えると思います。
家族分の服を一括でしまっておけるチェストを置くことも出来ますし、アイロン台や作業台を設置するのにも十分なスペースです。
シーツなどの大物の洗濯物を干すのにも干しやすいですよね。
また、広い方が洗濯物も乾きやすいです。
うちも3畳欲しかった・・・!
我が家では、間取りやスペースの問題で、洗面所とランドリールームを合わせて3畳、ランドリースペースは実質、1.5畳のスペースとなりました。
我が家は小学生高学年2人と夫と私の4人家族です。
この1.5畳で出来るのは、ホシ姫サマ2本の設置、洗濯機の設置、5段引き出しのチェスト、コートを掛けるハンガーラック。
これだけのものを置いていて、チェストに家族分のパジャマ、下着、タオルを収納。
ハンガーラックに子供たちの制服と家族分のコートがかかるようにしてあります。
かなりキツキツですが、洗う、干す、畳む、しまうの4つがこの1.5畳で出来ていますよ^^
形は、1.5P×2Pです。
もちろん、キツキツなので、洗濯物がもっと増えた日やシーツ類を洗った日は、そこに全部干すことはできません^^;
間取りを考える段階でこれは無理だなと分かっていたので、そういった日のために、隣にあるお風呂場にも物干し竿を設置、さらにすぐ近くに畳コーナーを配置して、pidというワイヤータイプの物干しをつけました。
ランドリールームを出てすぐに畳コーナーがあるので、「今日はゆっくり座って洗濯物を畳みたい」という日には、そこでテレビを見ながらゆっくり洗濯を畳むことも出来ます。
また、アイロンもゆっくり座ってかけられますよ^^
このように、我が家では泣く泣く3畳の広さは取れませんでしたが、通常の量の時はランドリールームだけで完結して、シーツや洗濯が増えた日はその近くにも干せる場所を作る事でランドリールームの狭さをカバーできています。
同じ様に3畳も取れないなという場合は、別の場所を兼用してみる事も考えるといいですよ^^
ランドリールームの設置場所の注意点
ランドリールームの設置場所で気を付ける点がいくつかあるので、ご紹介しておきますね。
風通しが良くなるように工夫する
出来るなら、日当たりのいい場所にランドリールームを作るのが一番なんですが、そんな条件のいい場所はリビングや子供部屋など、人がよくいる場所に使いたいですよね。
そうなると重要なのは、風通しです。
洗濯物は、実は日に当てなくても、ちゃんと風通しがいい場所であれば乾きます。
風通し良くするために注意することは、風の通り道を2つ以上作ってあげる事です。
風には入ってくる場所と出ていく場所が必要です。
なので、窓を2つ以上対角につける、もしくは、ランドリールームのドアを引き戸にして、窓とドアを対角の位置に作り、窓とドアを開け放しておくと風が通ります。
後は、換気扇もつけておくのがおすすめです。
寒い冬は窓とドアを開けて置くことも出来ないので、あると便利ですよ。
服を脱ぎ着する場所、洗濯物が出る場所の近くに作る
大体、脱衣所などで、お風呂に入る前に服を脱いだり、タオルを使ったりと洗濯物が出ますよね。
そこから遠く離れた場所にランドリールームを作ってしまうと、洗う洗濯物をそこまで運ぶという、新たな家事が発生してしまいます。
すぐ近くならそれほど苦ではない作業でも、例えば、これが階段を上って行かないといけないなどとなると、面倒になってしまいますよね。
なので、出来るだけ、脱衣所や洗面所の隣の位置にランドリールームを作るのがおすすめです。
そうすれば、パジャマとかもお風呂前にすぐ取りに行けるので、家族みんなが使いやすい場所になりますよ。
洗面所と離れている場合はシンクをつける
洗面所と離れた場所にランドリールームを作る場合は、下洗い用の小さなシンクをつけておくととっても便利です。
子供の泥だらけの服や靴を洗うのにも便利ですし、手洗いをしないといけない洋服、つけ置きをしておきたい場合など、何かと必要になります。
来客の目に入らない場所
洗濯物は下着があったり、お客様には見られたくないものが多いと思います。
出来るだけ、お客さんが通るような場所には作らないようにしておくと安心です。
廊下などの無駄なスペースを有効活用してランドリールームを作る場合もありますが、お客さんが来た時に「どうしよう!」と考えるのは面倒なので、他に場所があるなら避けておく方がいいでしょう。
ランドリールームの物干しのおすすめ
部屋干し用の物干しの商品は色々とありますが、我が家で採用したのは、ホシ姫サマとpidです。
それぞれ、とっても便利でかなり満足しているので、ご紹介しますね!
ホシ姫サマ
竿の長さがロングとショートとありますが、我が家ではスペース的にショートでピッタリだったので、ショートを採用。
電動タイプもありますが、ちょっと節約のために紐付きの手動タイプです。
紐の操作は簡単で、天井からぶら下がっている紐を一度グーッと下に引っ張ってきてから、左右どちらかの紐を引っ張れば昇降するようになっています。
重さは8キロまで。
我が家は大体、1本150cmの竿の長さにして、10枚前後の服をかけていますが大丈夫そうです。
上にあげる時も特に重くて上げづらいという事もなくスムーズに上げることが出来ます。
もうね、他のものとも悩んだんですが、狭いランドリースペースではこの昇降が出来るホシ姫サマでよかった!
洗濯を干したあと、天井近くまで洗濯物を上にあげることができるので、視界がスッキリするんです。
狭い中、下の方に干していたら、それこそ本当に1.5畳では何もできなかったと思います。
でも、一本分干したら、上にあげて2本目干すというように、ジャマな洗濯物が頭上に行ってくれるので、干す時もスムーズです。
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【ホシ姫サマ手動の徹底レビュー!紐の長さや使い方・利便性など!】
pid
pidはワイヤー式の物干しです。
使う時だけワイヤーを伸ばして使います。
必要がないときは、ワイヤーがボックス内に収納されるのでジャマになりません^^
ホシ姫サマは竿をワイヤーで吊るしているので、シーツなどの大物を干すのに、ワイヤーがジャマでキレイに干せないのだけ難点。
でもpidなら、ワイヤー一本を壁から壁へ張るので、大きいシーツでもキレイに干す事ができます。
壁にボックスがつくだけなので、和室やリビングなどの部屋干しスペースを作りたい場合にもジャマにならず便利に使えますよ^^
pidの写真付き詳しいレビューはこちら↓↓
【室内物干しpid使い方!サイズや気になるたわみなど徹底レビュー!】
まとめ
ランドリールームは、しっかり計画して作ると本当に使い勝手がよく、洗濯という家事のストレスも少し軽減してくれます。
反対に、適当な場所に作ってしまったりすると後悔の素になりかねないので、作る時はしっかりと使用する時の事をイメージしてみて下さいね。
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