お家の間取りを考える時に洗面所の窓っているのかな?と疑問に思いますよね。
マンションやアパートでは洗面所に窓がないという場合もありますし、あってもあまり開けないという場合も。
また、最近は24時間換気などもあり特に窓がなくても問題ないのでは・・・?と思う方も多いと思います。
今回は、洗面所の窓は必要なのかどうか?窓をつける場合はどんな窓にするといいのか?についてご紹介しますね!
洗面所の窓は必要?
洗面所の窓には、外の光を取り込み、換気をするための目的がありますよね。
ただ、最近は24時間換気があったり、換気扇が付いていたりで、換気はそれで充分なんじゃないかな?と思ったり、明かりも照明があれば問題ないとも思えますよね。
そこで、洗面所に窓がある場合のメリットとデメリットを考えてみましょう!
洗面所に窓がある場合のメリット
・自然の光を取り込む事が出来る
・明るい方角であれば昼間でも電気が必要ない
・換気扇より早く空気の入れ替えが出来る
洗面所に窓がある場合のデメリット
・断熱性が落ちる場合がある
・窓掃除が必要
・外からの視線が気になる
・窓のせいで収納が取れない場合がある
窓がある事のメリットである自然の光が入るかどうかは、窓を付ければ絶対という事もありません。
我が家の場合は、洗面所の窓が北西側で細長い窓にしたのでそこまで明るくはなく、ないよりは明るいかな?くらいです・・・。
なので、朝から電気をつける必要があります。
同じように方角や窓の大きさ、お隣のお家がすぐ近くにあるなどの周囲の環境で、窓をつけても明かりが期待できない場合もあります。
でも、そういう場合は、白昼色の電球を使用する事で自然光に近い光の色を出す事ができますよ^^
うちでも洗面所に使用していますが、本当に外からの明かりに似た明るさなので、窓からの自然光が入らなくてもあまり問題はありません。
重要なのは、やっぱり湿気対策としてですね。
洗面所は、洗濯機を置いたり、洗面台もありお湯もよく使用する場所なので、換気がしっかりできるかどうかを考えておかなければ、最悪の場合カビが生えてしまう事も考えられます。
特に、お風呂場のすぐ横で脱衣所としても使用する間取りの場合は、湿気がこもりがちなので、窓がある方がすばやく換気が出来て安心です。
お風呂場とは離れていて、そこまで湿気がこもらない間取りであれば、換気扇だけでも
対応は可能でしょう。
我が家はお風呂と洗面所の間に脱衣所を挟んでいて、洗面所とリビングは隣接しています。
大体いつも洗面所のドアは開けっぱなしで、乾燥しているリビングの空気が入るので、窓を開けなくても、特に湿気がこもっている感じはしません。
脱衣所の窓は毎朝開けていますが、洗面所は換気扇をずっと回しているだけで、窓はほとんど開けた事がないですね^^;
ちなみにですが、洗面所には24時間換気の給気口もついていますが、これだけでは不十分という事で、普通の換気扇もついています。
洗面所の窓の種類
洗面所に窓をつける場合、どんな窓にするのがいいのかも迷いますよね。
窓の種類についてもご紹介しますね!
縦滑り出し窓
まず、おすすめなのは、縦滑り出し窓。
外側に窓が開くので、風をキャッチして部屋の中へたくさん入れてくれます。
手っ取り早くサッと空気を入れ替えたい洗面所にはおすすめです!
ハンドルをオペレーターハンドルというクルクル回すだけのものにすれば、よくある間取りの洗濯機上の位置の窓でも開けやすいです^^
横滑り出し窓
横滑り出し窓は、開けても窓の下側が少し開くだけなので、上からの視線をさえぎってくれます。
室内の空気を外に出したい場合に使う窓で、洗面所やトイレ、お風呂にもよく使用される窓です。
こちらも、洗濯機や収納棚の上の位置に窓が来る場合はオペレーターハンドルにしないと使いにくいです。
また、洗面台の上側につけるのにもおすすめですよ^^
その場合は、チェーンで開けるタイプか電動で開く窓にしないと開けられませんが・・・。
FIX窓
明り取りだけで、換気の必要はないよ!という場合は、開かないFIX窓にするのもいいですね!
天窓がつけられる場合は、天窓にするのもいいですよね~。
外からの視線も入らず、明かりもたっぷり取れます。
カスミガラス
洗面所の窓にはカスミガラスがつけられる事も多いです。
脱衣所として使用しない場合は、カーテンやブラインドも特に必要がないのでおすすめです^^
カスミガラスでも、やはり近づけば外から色やシルエットはわかってしまうので、脱衣所も兼ねている場合はブラインドやカーテンを付けた方が安心です。
我が家の洗面所の窓

うちは、縦滑り出し窓を2つつけました。
3畳の洗面所ですが、広さの割に窓面積が少ないのか、やっぱり方角が悪いのか、あまり明るくないです^^;
ちょっと残念。
縦滑り出しの窓の開き方は「ハ」の字になるようにしています。
右の窓は右側が、左の窓は左側が開きます。
こうすると、一方から入った空気が室内をぐるっと回って、もう一方の窓から出ていきやすいんだとか。
確かに、パッと空気は入れ替わっている気はします^^
洗面所の窓の高さと大きさ
洗面所の窓の高さは、高めの場所につけると、外からの視線も入りにくく、プライバシーの確保にもなります。
また、明るさも上に付ける方が明かりが取りやすくなり一石二鳥です^^
窓の大きさはあまり大きいものを付けると、断熱性が下がりとても寒い脱衣所になってしまう可能性もあります。
断熱性とプライバシー確保を考えると、小さめの窓にしたり、高めの位置に付けたりするのがおすすめです。
まとめ
洗面所の窓は、湿気がこもりそうか、そうでないかで必要かどうかが決まってくると思います。
後からつけられるものではないので、迷ったらつけておく方が後悔は少ないかもしれません。
つけてみて、やっぱり要らなかったなと思ったら、開けなければいいし、ブラインドを下げっぱなしにしておけばいいだけです。掃除は必要ですが・・・。
窓をつける場合も、窓の大きさや種類など使う時の事を十分にシュミレーションして考えておくといいですよ。
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